ブレイクタイム

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医療者ボランティア活動

ボランティア活動『阪神・淡路大震災』を体験して

政府の地震調査委員会は、2001年9月に紀伊半島沖から四国西部沖を震源とした、巨大地震「南海地震」が今後30年以内に起きる確率は40%と発表され、今年6月には静岡県西部沖から紀伊半島南東沖を震源とする南海地震の発生も含めた特別措置法案として対策が取り上げられています。

私たちは、1995年1月17日の早朝、6000名余りの命を奪った「阪神・淡路大震災」を近畿地区で体験しました。災害支援活動を多くの仲間の力に支えられ災害医療のノウハウやボランティア活動のあり方など多く学び取りました。今後の参考になればとその一旦をご紹介します。
自然の猛威の前には、人知の窺い知れない世界であって、備えはいか程のものになるかわかりません。30年も先ともなれば尚更・・・でも、「備えあれば憂い成し」はあるでしょう。

東灘小学校医療救護活動 報告討論集会より~新たな展望を求めて~
東灘小学校医療救護活動取組み報告会  松林英樹氏(京都南病院NGO地球交流委員会代表)

1. NGO地球交流委員会設置の経緯

年 月

内   容

1993年 2月 京都南病院職員集会において、三上院長より、永続できる社会貢献活動の提案。
1993年11月 京都南病院創立40周年記念行事のなかで、具体化への意志統一と承認。
1994年 3月 「社会貢献準備委員会」として発足
1994年 6月 「社会貢献準備委員会」から「NGO地球交流委員会」へ改称

2.阪神大震災・救護活動、取組みまでの経緯

京都市第一次医療救護班派遣後から民間ボランティアとしての取組みの検討と決定。 活動拠点を求める動きと、応援体制の要請。

3.医療救護活動を通じて感じたこととその反省

(1) 正確な情報の把握
(2) ネットワークの1つとして動く
(3) 行政との密接な連絡と連携
(4) 被災者をはじめ、活動のあらゆる分野の人達との情報交換
(5) 人・物・金の補給(=後方支援)
(6) いつでも動ける体制=組織づくりと物の備蓄(~今後のために~)

4.今後のNGO地球交流委員会の方向への模索

(1) 理念の構築と、継続して行う中心となる活動の模索
(2) 様々な社会問題の学習と取組み
(3) 災害時、突発的な救護活動の、その時々の判断に基づき取組む。
(4) 組織母体との関係
(5) 組織の改変⇒よりOPENなものへ

<緊急時のボランティア活動のまとめ>

項  目

内   容

核を作る 情報・人の交流などの集中化を図る活動の内容・規模・期間など明確にする
拠点作り 現地での拠点・後方支援の拠点の2つが機能する事
全体のネットワークを形成する 活動の分担(人・金・物・情報の活動分担をする)
情報・宣伝活動 ネットワークの拡大と強化、平準化を図る
渉外 他団体への働きかけ、カンパ要請など
支援の輪を広げる 病院内外への活動報告と活動支援要請
総括 記録を残す
記録を残す サポーターやコーディネーターの育成組織のネットワークが常時機能していることNGOの活動資金作り

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